生まれ育ちが東京の者として、思うことをつらつらと書きます。
私は東京で生まれ育ったのですが、通っている高校と大学は埼玉にあり、同級生は北関東出身者が多かったんです。
「東京で暮らしている」と自己紹介すると、ものすごーく羨ましがられました。
同級生はこう言いました。
「渋谷とか行き放題じゃね?」
東京都といっても、当時私の暮らしていた市は多摩地域であり、都心ではありません。
都心まで電車で一時間はかかるのです。
とても、疲れます。
「行き放題」ではないです。
さらに同級生はこう言いました。
「東京って……ビルいっぱい建ってるんでしょ?」
私は、この発言にショックを受けました。
「東京以外の人から見ると、東京って全域がビルがたくさん建ってるイメージなんだ……!」と。
私の暮らしていた市は、東京の中でも「田舎」と呼ばれていた地域です。
決して、ビルがたくさん建っているわけでありません。
正直言うと、私が暮らしていた市より高校があった埼玉の某市の方が、人口多いです。
何が言いたいかと言うと、
東京は全域がコンクリートジャングル(死語)ではない、と言いたかったのです。