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尾羽の小屋

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ファンタジー創作資料:職業



西洋風異世界ファンタジーにおける職業の例です。もちろん、これ以外にもたくさん存在するはずです。異世界ファンタジー作品に登場させたい場合の参考にどうぞ。


【君主の側近】

■尚書部長官
 君主の秘書官です。君主の命令、君主と諸侯の契約書、賢人会議の議事録などの重要書類を作成、保管します。「国璽《こくじ》(グレートシール)」を預かり、その文が君主のものであることを証明しました。

■法務長官
国家の法律を司ります。君主と賢人会議が作成し、尚書部が成文化した法律を運用します。

■徴税長官
国民から税を集めます。

■外務長官
外交を司ります。

■儀典長官
国家の公式行事を司ります。

■宮廷財務長官
国家の支出を司ります。

■宝蔵長官
国庫の管理を担います。

■賢人会議
役職とは違いますが、重要事項の決定機関として開かれる会議のことです。宮廷において唯一、君主の決定に介入できる機会です。外交・立法・徴税などに関して、君主に意見します。参加者は君主の親族、有力諸侯、高位聖職者、側近の役人などです。
ファンタジー世界の場合は高位魔法使いも参加するかもしれません。


【騎士】
戦闘のプロフェッショナルとして戦に参加する義務を負う戦士です。

■騎士団の編成
騎士団司令部には騎士団総長(=君主)、副総長、各隊隊長、病院長がいます。おおまかに近衛、騎兵、警備、支援、音楽の五つに分かれていますが、実際には細かく隊が分かれています。

●近衛隊
君主の護衛を担当します。
採用条件は貴族出身でなおかつエリートであることであり、近衛隊に選ばれることは大変な名誉です。

●騎兵隊
突撃、偵察、奇襲、追撃を担当します。

●警備隊
居城の警衛と王都の治安維持を担当します。

●支援隊
救護や人員、武具、食糧などの補給を担当します。

▼病院
支援隊から発展した病院です。君主公認の医師の他、看護師、療法士、薬草師、事務員などがいます。

●音楽隊
士気高揚、儀典、広報などを目的とする演奏を担当します。

■騎士の階級
現実では騎士になるためには小姓→従騎士→騎士というプロセスを経ましたが、現代日本の多くのファンタジー作品ではこれらは簡略化され、短期で騎士になれることが多いです。騎士学校に通うパターンも見られるようです。

●騎士
君主に叙勲され、一人前と認められた騎士です。年齢は17歳から21歳以上です。個人もしくは組織などに忠誠を誓い、その称号と位を授けられます。

●従騎士
見習いの騎士です。年齢は14歳位からです。数人で一人の騎士を主人と仰いで補佐を務め、実戦にも参加するようになります。

●小姓
従騎士の前段階の少年です。年齢は7歳から10代半ばくらいまでです。多くは貴族や荘園主の子弟です。王の宮廷をはじめ、生家より家柄が上の貴族に奉公し、騎士になるために学びます。

■騎士領
騎士が所有する領地です。騎士は貴族ほどではありませんが小さな領地を持つことができました。

■騎士道
騎士たる者が従うべき模範で、忠誠・公正・勇気・武勇・慈愛・寛容・礼節・奉仕などが徳とされました。現実では実際に守られていたかは微妙で、慎ましく暮らす小領主もいれば、略奪をする粗暴な騎士もいたそうです。


【弓使い】
弓術の使い手です。


【銃士】
銃の使い手です。


【魔法使い】
魔法使いを育成する教育を受け、魔法を操る術を習得した者です。
仕事は多岐に渡り、戦闘、魔法の研究、魔法道具の制作、環境操作、軍事的な戦略支援などがあります。

■賢者、宮廷魔法使い
高位魔法使いです。魔法使いの中でも特に高い知識・技能を持ち、宮廷に仕えて国中の魔法使いをまとめます。

■魔法使い(ウィザード)
一般の魔法使いです。

●攻撃魔法使い
攻撃魔法に特化した魔法使いです。

●回復魔法使い
回復や浄化魔法に特化した魔法使いです。

●防御・支援魔法使い
防御や支援などの補助魔法に特化した魔法使いです。

●精霊使い
精霊と契約し、精霊魔法を操る魔法使いです。

●空間演出家
魔法で芸術的な空間や演劇的な効果を作り出すことに特化した魔法使いです。

●魔法学者
魔法の研究や教授に従事する魔法使いです。

●魔法道具製作者
魔法の杖や魔法薬など、魔法道具の制作や修復に従事する魔法使いです。

■魔女(ウィッチ)
かつてヨーロッパでは悪霊との交わりによって妖術を習得した者とされました。実際には村に必ず一人はいる、薬草やハーブに通じ、人々を癒していた産婆だったケースが多かったらしいです。
現在では女性の魔法使いをこう呼ぶことが多いようです。

■見習い魔法使い
修行中、あるいは魔法学校在学中の魔法使いです。


【占い師】
人の心の内や運勢や未来などついて判断、予言する者です。必ずしも魔法が使えるとは限りませんが、関連性の深い職業です。


【宗教】
特定の神を信仰する宗教です。

■大神官
神に仕える高位聖職者です。国中の神官をまとめ、神官の叙階も行います。

■神官
神に仕える聖職者です。ひとつの教会を任され、そこでの冠婚葬祭等の儀式や、集会を総轄します。
現実世界のキリスト教の神父や牧師に概念は近いです。

■修道士/修道女
「清貧・貞操・服従」の誓いを立てて、修道院で共同生活を送る信徒です。祈りや学問の研究、書物の保管などが仕事です。
現実世界のキリスト教の修道士、修道女がモデルです。修道院は日本でいうところの「寺」や「尼寺」のような存在であるため、修道士を「僧」、修道女を「尼」と呼ぶことがあります。

■巫女
神に捧げる舞を踊ったり、祈祷をしたり、占いをしたり、神託を得てほかの者に伝えたり、口寄せをしたりする、未婚の女性の祭司です。


【表現者・芸術家】

■吟遊詩人
叙事詩や風刺歌曲を歌いながら遍歴するシンガーソングライターです。宮廷お抱えの吟遊詩人もいました。

■大道芸人
路上や街頭で歌、口上、踊り、軽業、楽器の演奏などの芸を披露する者です。

■俳優
演劇において人物に扮して台詞、身振り、表情などで演じる者です。

■歌手、歌姫
歌曲を歌う者です。

■作家、記者
文学、記事を書く者です。

■劇作家
脚本を書く者です。

■詩人
詩(ポエム)を書く者です。英語では「ポエット」といい、「ポエマー」は和製英語らしいです。

■音楽家
音楽を作曲する者、あるいは音楽の演奏家です。歌曲の場合は作詞もすることもあります。もちろん別の人に任せるケースもあります。

■画家
絵画を描く者です。

■彫刻家、石工
木材や石材を加工して、彫刻を作る者です。
現実の中世ヨーロッパでは彫刻家と石工の区別がなく、両者は同じギルド(職業組合)に所属していたらしいです。

■建築家
建築物を設計する者です。


【職人】

■大工
木造建造物の建築、修理を行う者です。

■煉瓦職人
煉瓦を製造する者です。

■鍛冶職人、鍛冶師
ハンマーで金属を鍛錬する者です。

■花火師
花火の製造と打ち上げを行う者です。

■靴職人
靴を製造、加工する者です。

■仕立て屋
衣服を仕立てる者です。男女のスーツやコートなどを仕立てる者(テーラー)と、女性のブラウスやドレスを仕立てる者(ドレスメーカー)に大別されます。


【学者】
学問の研究や教授を専門職とする者です。

■神学者
神学の研究に従事する者です。

■錬金術師
錬金術に従事する者です。


【医療】

■医師
魔法では治せない怪我や病気を治療する者です。外科医は外科手術で、内科医は薬で治療します。
現実の中世ヨーロッパでは外科医と理容師が兼業だったらしいです。

■看護師
傷病者の看護、療養上の世話、医師の診療補助をする者です。

■助産師、薬草師
女性の妊娠・出産・産後ケア、女性の性保健、新生児ケアなどをしたり、薬草を調合したりする者です。
現実の中世ヨーロッパでは助産師(産婆)と薬師が兼業だったらしいです。

■療法士
心身を癒やしたり、治療したりする者です。
精神面の悩みやストレスを抱える患者に対し心理学などに基づいた分析やカウンセリングを行う「心理療法士」や、運動療法や物理療法を用いて患者が自立した日常生活を送れるようサポートする「理学療法士」などがいます。

■医療事務


【理容・美容関係】

■理容師
頭髪を切るほか、髭や顔の毛を剃ったり整えたりする者です。「容姿を整える」のが仕事です。
現実の中世ヨーロッパでは外科医と理容師が兼業だったらしいです。

■美容師
頭髪を切るほか、結髪や化粧などを施す者です。「容姿を美しくする」のが仕事です。

■エステティシャン
手技、または化粧品などを用いて人の皮膚を美化したり、体型を整えたりするなどの指導・施術を行う者です。エステはファンタジー世界では上流階級向けなんだろうなあ……。
「エステティシャン」は和製英語で、英語圏では「ビューティー・トリートメント・テクニシャン」というらしいです。


【商人】
商品を売り買いする者です。

■行商
店舗を設けず、村・町や国をまたいで移動する商人です。

■道具屋
薬草、魔法薬など、冒険・探索に必要な道具を売り買いする商人です。

■武具屋
剣、鎧など、冒険・探索に必要な武器や防具を売り買いする商人です。

■小間物屋
アクセサリー、化粧品などの雑貨を売る商人です。

■宝石商
宝石を売り買いする商人です。

■本屋
書物を売り買いする商人です。

■酒場
近隣の住民などが飲酒や食事を楽しむ飲食店です。宿屋を兼ねていることも多いです。

■宿屋
旅人が宿泊する施設です。酒場を兼ねていることも多いです。

■パン屋
農家から卸された小麦粉などでパンを作って売る商人です。

■青果店
農家から卸された野菜や果物を売る商人です。

■精肉店
農家から卸された食肉そのものや、その加工品(ジャーキーなど)を売る商人です。


【銀行員】
銀行で働く者です。預金業務、貸付業務、為替業務、国債などの債券の売買業務が主な仕事です。


【郵便屋】
郵便物を運ぶ者です。


【農夫、農民】
農業に従事する者です。


【漁夫、漁師】
漁業に従事する者です。


【鉱夫、鉱山労働者】
鉱業に従事する者です。


【家事使用人】
他者の家庭において屋内の作業を行う職業です。大きな屋敷や城では、男性使用人や専門担当を持つ複数のメイドを雇うことができました。

■男性使用人

●家令(スチュワード)
使用人の階級で最上位です。主人の領地や館を管理し、男性使用人全体を統括します。不在の場合は執事が兼任します。

●執事(バトラー)
食器・酒類を管理し、主人の給仕をする者です。多くの場合、主人の「近侍(ヴァレット)」を兼ねており、身の回りの世話をするとともに、私的な秘書として公私に渡り主人の補佐をします。「副執事(アンダーバトラー)」などの部下がいることもあります。

●従僕(フットマン)
執事の部下です。食事の給仕、ドアの開閉の他、荷物の運搬やメイドが掃除しやすいように家具を移動させる力仕事も担当します。将来的には執事に昇格することができます。

●小姓(ペイジ)
雑用を担当する少年です。

■女性使用人

●家政婦(ハウスキーパー)
女性使用人を総括する者です。

●侍女(レディースメイド)
女主人の世話を担当する者です。家政婦の人事権は及びません。

●女中(メイド)

▼一般女中(ハウスメイド)
専門担当を持たない一般的なメイドです。駆け出しのメイドはこの担当を任されることが多いようです。

▼客間女中(パーラーメイド)
接客を担当するメイドです。容姿の良い者が採用されるようです。

▼食品室女中(スティルルームメイド)
食料貯蔵室の管理を担当するメイドです。

▼ランドリーメイド
洗濯を担当するメイドです。

▼ナースメイド
乳母の補佐を担当するメイドです。

▼台所女中(キッチンメイド)
厨房で料理長の補佐を担当するメイドです。

▼皿洗い女中(スカラリーメイド)
厨房で皿洗いと掃除を担当するメイドです。駆け出しのメイドはこの担当を任されることが多いようです。

●乳母(ウェットナース)
子どもの世話を担当する者です。

●家庭教師(カヴァネス)
子どもの教育を担当する者です。読み書き算術の他、女児には淑女になるために必要な教養も教えています。

■厨房(キッチン)

●料理長(コック)
厨房の責任者です。

●厨房係
食料の買い出しを担当する者です。

■アウトドア

●御者(コーチ)
馬車の運転手です。アウトドア・スタッフの中では最高位です。

●下男
馬小屋の管理、馬の世話を担当する者です。

●庭師(ガーデナー)
庭の植物の世話と手入れ、館内の装飾を担当する者です。


【賊】

■盗賊(シーフ)
他人の金品を盗む者です。

■山賊(バンデット)
山で人を襲撃し、略奪する者です。

■海賊(パイレーツ)
海上で船を襲撃し、暴行や略奪をする者です。


【裏社会】

■マフィア
組織犯罪集団です。グループは「ファミリー」と呼ばれます。

■暗殺者(アサシン)
対価を得て殺人を請け負う者です。

■娼婦/男娼
対価を得て性行為を行う者です。


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尾羽つばさ
性別:
非公開
自己紹介:
ウディタ用グラフィック素材製作と一次創作やってます。
当ブログの一部素材をウディタ公式サイトに投稿しています。
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