妹ちゃんがツイッターで交流している小説書きさんの本を購入して読みまして、私にも読ませてくれました。
基本としては、『わたしの幸せな結婚』と同じ感じのシンデレラストーリーです。
『わた婚』は日本風の世界観ですが、この話は西洋風の世界観です。
フランス風の名前が多いです。
継母と異母妹に虐げられながら育った侯爵令嬢の「ローズマリー」は、ある日突然、皇太子「アレクシス」から「私と婚約してほしい」と告げられます。
突然のことに戸惑うローズマリーですが、「この家から抜け出せるかもしれない」と踏んで、承諾します。
傲慢な異母妹「ディアナ」は「私の方がアレクシス様に相応しい!」と姉を邪魔してきますが、アレクシスはディアナの本性を見抜いているのか、冷たくあしらいます。
実はこの婚約を計画したのは、ローズマリーの実父でした。
再婚したことで愛した女性にそっくりな娘をひどい目に合わせてしまったことを後悔していたのです。
「ローズマリーには幸せになってほしい」と願い、アレクシスに娘との婚約を勧めたわけです。
ローズマリーとアレクシスは次第に惹かれ合うようになり、継母と異母妹ディアナは天罰を受け、二人は晴れて結ばれます。
しかし、そこですんなり終わらないのが、この作品の面白いところ。
その先は、実際に本を買って確かめることをオススメします。
個人的には他の文が面白かったです。
アレクシスの両親とのやり取りも面白いです。
自分も小説を書いているので、大変勉強になりました。