動物の血を吸う種族です。魔族化した元ヒトとされます。
美しい姿をしており、肌は青白いです。魔族化した時点から不老ですが、完全な不死身ではありません。
太陽光などの強い光やニンニクなどの強い匂いが苦手であり、特に太陽光は浴びると灰になって死んでしまうほどの致命的な弱点とされます。
作品によっては太陽光で死なない場合もありますが、これに対し「ちゃんと太陽光を弱点にしろ!」と噛み付く「吸血鬼警察」が存在するらしいですね。しかし、吸血鬼作品の古典である『吸血鬼ドラキュラ』では昼間に外を出歩くドラキュラの描写があり、太陽光で死ぬのは映画化された際に追加された設定です。
現在のフィクションで見られる貴族風の美形という吸血鬼像は、『吸血鬼ドラキュラ』よりも前の作品であるポリドリ作『吸血鬼』のルスヴン卿が元ネタになっています。このルスヴン卿のモデルは、ポリドリの雇い主であるバイロン卿とされます。
元ネタは東ヨーロッパの伝承で、埋葬された死体が蘇り、生者や生きている家畜を襲い、血を吸うというものです。この伝承はちゃんと原因が解明されており、仮死状態の人を埋葬してしまい棺の中で蘇ったケース、死体から発生したガスが身体を太らせ血が滲んだところが発見されたケースなどがあります。
【キョンシー】
中国の妖怪の一種です。動き回りますが、その実態は長い年月を経ても腐乱することのない硬直した死体です。
【グール(屍食鬼)】
アラブの伝承に登場する魔物です。砂漠に住み、ハイエナなどの動物に姿を変えられます。墓をあさって人間の死体を食べたり、小さな子供や旅行者を食べたりします。
女のグールは美しい外見をしており、その魅力によって魅了した男を食べると言われています。
【ハーフヴァンパイア】
吸血鬼と人間との間に生まれた子どもです。ロマの伝承では「ダンピール」、スラブ人の伝説では「クルースニク」「ヴェドゴニャ」と呼ばれ、生まれながらに吸血鬼を発見・退治する特別な能力を持つと信じられているそうです。
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